Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
中西 隆造; 大場 弘則; 佐伯 盛久; 若井田 育夫; 田邉 里枝*; 伊藤 義郎*
Optics Express (Internet), 29(4), p.5205 - 5212, 2021/02
被引用回数:13 パーセンタイル:83.13(Optics)液体ジェットと組み合わせたレーザー誘起ブレークダウン分光法(LIBS)を、水溶液中の微量ナトリウム(Na)の検出に適用した。直径500mの液体円筒ジェットと厚さ20mの液体シートジェットの2種類の液体ジェットの感度を比較した。液体シートジェットは、円筒形ジェットと比較して、レーザー照射面からの飛沫を効果的に低減し、長寿命の発光プラズマを生成した。Naの検出限界(LOD)は、シートジェットで0.57g/L、円筒ジェットで10.5g/Lと決定された。シートジェットで得られたLODは、市販の誘導結合プラズマ発光分析計で得られたLODと同等であった。
Tamain, C.*; Bonato, L.*; Aupiais, J.*; Dumas, T.*; Guillaumont, D.*; Barkleit, A.*; Berthon, C.*; Solari, P. L.*; 池田 篤史; Guilbard, P.*; et al.
European Journal of Inorganic Chemistry, 2020(14), p.1331 - 1344, 2020/04
被引用回数:3 パーセンタイル:23.3(Chemistry, Inorganic & Nuclear)水溶液中における三価アメリシウム(Am(III))とクエン酸(Citric acid)の配位・錯形成反応について、可視吸収分光, NMR, X戦吸収分光(EXAFS), TRLFS、及び電気泳動測定を実施し、溶液中に生成している化学種の数、種類、及びその配位・錯形成状態についての検討を行った。当該実験結果はさらに量子化学計算の結果とも組み合わせ、生成化学種の詳細な配位・錯体構造について検討した。
吉田 亨次*; 井上 拓也*; 鳥越 基克*; 山田 武*; 柴田 薫; 山口 敏男*
Journal of Chemical Physics, 149(12), p.124502_1 - 124502_10, 2018/09
被引用回数:4 パーセンタイル:17.83(Chemistry, Physical)異なる幾つかの、グリシン濃度, pH、および充填率(=グリシン溶液の質量/MCM-41の乾燥質量))をパラメーターとして、メソポーラスシリカ(MCM-41)に閉じ込められたグリシン水溶液の示差走査熱量測定、X線回折および準弾性中性子散乱(QENS)を305-180Kの温度範囲で実施して、グリシン水溶液の熱的挙動, 構造、および動的特性に対する閉じ込め効果を検討した。
城戸 健太朗; 端 邦樹; 丸山 結; 西山 裕孝; 星 陽崇*
NEA/CSNI/R(2016)5 (Internet), p.204 - 212, 2016/05
Seawater injection into the degraded core is one of the measures of accident management as it has been performed at Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant. The constituents of seawater deeply relates to the iodine chemistry in the water pool of the suppression chamber, which indicates that it is important to assess their effect on the source term in a severe accident. In the present study, by employing a four-component seawater (SW) model we try to simulate the I molecules yielding in aqueous solution as the function of time, based on several datasets about chemical reaction kinetics and to evaluate its fraction of the initial inventory released from the solution to gas phase. The amount of I molecule in gas phase was in proportion as the SW mixing ratio. The combination of bromide and hydrogen-carbonate anions considerably contributes to the behavior of the history of producing I gas. The oxygen molecules solved from air drastically reduced yielding I gas by catalytically consuming hydroxyl radicals, while the I gas increased by the carbon dioxide gas contained in air. The effects of SW and carbon dioxide gas are recommended to be considered in the quantitative discussion about I gas released from aqueous solution.
池田 隆司; Boero, M.*
Journal of Chemical Physics, 143(19), p.194510_1 - 194510_7, 2015/11
被引用回数:29 パーセンタイル:74.71(Chemistry, Physical)最局在ワニエ関数を基にした第一原理ベースのファンデルワールス補正を実装しアルカリ金属イオン水溶液における性能と信頼性を調べた。よく使われているrevPBE GGA汎関数と組み合わせると水分子の構造と動的性質のどちらにも無視できない影響があり、特にアルカリイオンの水和殻に対して顕著な影響があることがわかった。これらの影響はより強い構造形成イオンおよび構造破壊イオンにおいてより明瞭であった。さらに、水分子の拡散係数と再配向相間時間が系統的な変化を示し、長距離分散補正を無視した場合よりも実験結果をよく再現することがわかった。
中山 真一; 坂本 好文; 山口 徹治; 赤井 政信; 田中 忠夫; 佐藤 努*; 飯田 芳久
Applied Clay Science, 27(1-2), p.53 - 65, 2004/10
被引用回数:81 パーセンタイル:89.26(Chemistry, Physical)放射性廃棄物処分場で用いられるセメントに起因する高アルカリ環境は、ベントナイト系緩衝材の主要鉱物であるモンモリロナイトを変質させ、これが緩衝材の長期性能を劣化させる可能性が指摘されている。緩衝材に最も期待される性能の一つである止水性能に及ぼすアルカリ環境の影響を定量的に予測するために、圧密成型したベントナイト-砂混合中におけるアルカリ(水酸化物イオン)の拡散及びアルカリ水によるモンモリロナイトの溶解に関する実験を行った。溶解実験はpH 1314,温度90170Cで行い、変質速度の時間依存性及び温度依存性を得た。また、拡散実験は、変質の影響を排除して拡散現象だけを観察できるように、1050Cの低温で行い、1010m/sの値を得た。これらのデータは今後長期予測のためにモデルが開発される、化学反応-物質輸送連成解析に用いられる。
Lis, S.*; 木村 貴海; 吉田 善行; But, S.*
Journal of Alloys and Compounds, 380(1-2), p.173 - 176, 2004/10
被引用回数:6 パーセンタイル:41.12(Chemistry, Physical)時間分解レーザー誘起蛍光分光法と蛍光光度法を用いて、アジ化物イオン(N)を含む非水溶媒中のランタノイド(III)イオン、Ln(Ln=Eu, Gd, Tb)の発光寿命と発光強度を測定し、Lnに対するNの消光効果を検討した。N共存下でのEuの発光特性をジメチルホルムアミド,ジメチルスルホキシド,メチルホルムアミド,ホルムアミド、及びメタノール中で測定した。Lnの発光強度または発光減衰定数と溶液中のN濃度の関係から、Lnの発光準位と基底状態間のエネルギー差の順序はGdTbEuであるが、Nの消光効果はGdEuTbの順であることを明らかにした。Euにみられる消光パターンの不規則性は、エネルギー移動による消光に加え、Euへの還元が起きているためである。種々の溶媒中で測定したEuの消光速度定数は溶媒のアクセプター数が大きいときほど小さくなることを見いだした。
桜井 聡; 館盛 勝一
Journal of Nuclear Science and Technology, 33(2), p.187 - 189, 1996/02
被引用回数:20 パーセンタイル:82.8(Nuclear Science & Technology)プルトニウム(IV)-ウラン(VI)-硝酸水溶液系の密度式を、今までに報告されている溶液密度データに対して、重回帰分析を行うことにより求めた。この密度式は、この系の密度式として知られているCauchetierの式と較べて、広い溶質濃度範囲(Pu173g/l、U380/l)において、より信頼性の高い密度(推定の標準誤差:0.00320g/cm)を与える。
畑田 元義*; 藤田 岩男*; 是川 圭一*
JAERI-Research 94-024, 40 Pages, 1994/10
アルゴンで飽和した安定剤を含まない塩化パラジウム酸ナトリウム(NaPdCl)水溶液を線照射し、生成した粒子の粒子径を動的光散乱装置を用いて、また生成量を可視紫外分光光度計を用いて測定した。pH=1.95HCl溶液では濁度(700nmにおける吸光度)は照射終了後増加し、その後減少した。また238nmの吸光度から求めた残存PdClは照射により減少したが、照射終了後の時間とともに一部回復することが認められた。これらの現象は照射終了後も粒子の前駆体が存在すること、及びこれが塩化物イオンと反応してPdClイオンを再生することを示している。粒子径は照射直後の20nmから成長して2.75kGyでは約40nm、8.25kGyでは80nmに達した。粒子の収量はpH=0.65HCl溶液では、pH=1.95HCl溶液の場合と比べて小さく、また粒子径は、150nm~200nmと大きなものであった。
畑田 元義*
KURRI-TR-394, 0, p.36 - 48, 1994/07
硫酸パラジウム水溶液(a)、硫酸パラジウム-硫酸銀水溶液(b)、及び硫酸銀水溶液(c)を窒素飽和させ、線照射した。固体粒子の生成量は、光学吸収測定から求めた溶液中の金属イオンの減少、及び捕集した固体沈澱の秤量から求めた。実験の結果、1)パラジウムイオンは溶液(a)及び(b)では、照射により減少し、固体微粒子による連続吸収の生成が認められた。2)銀イオンは溶液(b)では減少したが、溶液(c)では、pH4では減少しなかった。但しpH=7では減少した。3)溶液(a)及び(b)では電導性の沈澱が生成すること等が明らかとなった。従って溶液(b)では二成分金属微粒子が生成している可能性がある。照射された溶液から回収された沈澱の量は、(a)では消費された金属イオンの57%、溶液(b)では、97%であった。
畑田 元義*
JAERI-M 93-232, 41 Pages, 1993/12
硫酸パラジウム水溶液(a)、硫酸パラジウム-硫酸銀水溶液(b)、及び硫酸銀水溶液を窒素飽和させ、線照射を行った。固体粒子の生成量は、光学吸収から求めた溶液中の金属イオンの消失、及び捕集した固体沈澱の秤量から求めた。実験の結果、(1)パラジウムイオンは、溶液(a)及び(b)で照射により減少し、固体微粒子による連続吸収が認められた。(2)銀イオンは溶液(b)では減少したが溶液(c)では減少は認められなかった。(3)溶液(a)及び(b)では、照射により電導性の沈澱が生成することが認められたが、溶液(c)では固体の生成は認められなかった。従って溶液(b)では二成分金属粒子が生成している可能性がある。照射された溶液から回収された沈澱の量は、溶液(a)では、消費された金属イオンの57%、溶液(b)では97%であった。
木村 貴海; J.G.Serrano*; 中山 真一; 高橋 和夫*; 武石 秀世
Radiochimica Acta, 58-59, p.173 - 178, 1992/00
沈殿、吸着などの微量アクチノイドの自然環境中での化学挙動を研究するためには、溶液および固体中での化学種の存在状態分析が必要である。そのため、光音響分光法を用いた状態分析法の開発を進めている。水溶液中の微量溶存種の分析のためのフーリエ変換レーザー誘起光音響分光法(FT-LPAS)、沈殿・吸着種の酸化状態および化学形分析のための紫外・可視近赤外光音響分光法(UV-VIS-NIR PAS)およびフーリエ変換赤外光音響分光法(FT-IRPAS)を、NaHCO/NaClO)溶液中およびこれらの溶液から生成した沈殿中のウランの状態分析に適用した結果を報告する。
石垣 功; 須郷 高信; 妹尾 敬次*; 岡田 紀夫*; 岡本 次郎; 町 末男
J.Appl.Polym.Sci., 27, p.1033 - 1041, 1982/00
被引用回数:120 パーセンタイル:97.55(Polymer Science)低密度および高密度ポリエチレン(LDPE,HDPE)へのアクリル酸のグラフト重合について、電子線前照射線量、モノマー濃度、反応温度および膜厚の影響を検討した。2~50Mradの線量をLDPE,HDPEに照射し、次いで30~100wt%のアクリル酸(AAc)水溶液中に、25~40Cで10分~5時間浸漬しグラフとさせた。HDPEは、LDPEにくらべてグラフト速度は小さいが最終到達グラフト率は高くなった。何れの場合も照射線量とともにグラフト速度及び最終到達グラフト率は高くなるが、高線量で飽和現象が認められた。モノマー濃度依存性では、60wt%でグラフト速度が最高値を示し、グラフト膜のモノマー溶液中での膨潤挙動と一致することが判った。温度及び膜厚依存性からも、本系グラフト反応が、AAcのPEマトリックス中への拡散速度に強く依存していることが明らかになった。
藤村 卓; L.Kevan*
Radiation Physics and Chemistry, 19(6), p.435 - 437, 1982/00
Cdイオンを含む水溶液を4.2°Kで凍結し、X線照射による放射線還元反応における、イオンと周囲の水分子の相対的な配置関係につき検討した。これまでに共同研究者らによりAgイオンの放射線還元反応の研究がなされてきた。Agイオンは還元によりAg原子となるが、Agイオンの囲りにあった水の分子が照射後回転してAg原子との間に最終的に安定な構造をとる(再配列がある)ことが明らかとなっている。これに対し本研究において、Cdが還元されてCdとなるが、再配列は起こらないことが電子スピン共鳴法による実験から明らかとなった。この二つの系の違いの原因について次のように結論した。放射線還元反応後にできる生成物が銀-水系の場合は、Ag原子であり還元前のAgイオンと異なり電荷を持たないため、Agイオンと水の双極子によって安定していた構造がAgと水との間の配列に変化した。これに対し、カドミウム-水系では還元反応はCdCdであり電荷を持つことにおいては放射線還元反応の前後で変化がないため再配列が起こらない。
鈴木 伸武; 長井 武司*; 堀田 寛; 鷲野 正光
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 49(3), p.600 - 605, 1976/03
被引用回数:23抄録なし
小池 満; 立川 圓造; 橋本 均; 大久保 隆
Journal of Nuclear Science and Technology, 10(4), p.234 - 241, 1973/04
原子炉において水を減速材、冷却材として用いた場合、原子炉運転下では水は絶えず循環もしくは沸とう状態にある。今回Nガスを吸き込むことにより、水の沸とう状態を作り、水の放射線分解を調べた。G(H)はガスの流速とともに10から0.26に増加し、一次生成物がかなり効率よく気相にstripされることを示している。又、系に充分なO又はHOを添加した場合G(H)は分子収率に等しくなる。適当な設定を用いて得られた結果を解析するとHの逆反応を10%以下に抑制するに必要なHO濃度は3~510Mと計算される。
石森 富太郎; 上野 馨; 吾勝 永子
Journal of Nuclear Science and Technology, 10(2), p.95 - 100, 1973/02
ウラン(VT)またはトリウムのチオシアン酸錯体を水溶液中に生成させ、これをノーペンタノール中に溶媒抽出する。得られた有機相を減圧蒸留し、上流残渣を焼成熱分解してUOSまたはThSを得る。
大野 新一; 佐々木 貞吉
Radioisotopes, 20(5), p.211 - 216, 1971/11
40kVのX線照射下にある酢酸,ショウ酸および塩酸水溶液中のウラニルイオン濃度の変化をポーラログラフ法により測定した。
武久 正昭; センルイシロウ*; クリハラヒロノド*
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 43(1), P. 294, 1970/00
被引用回数:1抄録なし
小林 義威; 石森 富太郎
Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 31(4), p.981 - 984, 1969/00
被引用回数:10抄録なし